Yuki Watanabe's Blog

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エンジニアリングと子育てについて

エンジニア2年目 2021年上期総括

出遅れた感がありますが、2021年の総括をします。 12ヶ月分をまとめて1記事にしようと思ったものの、分量が多くなりすぎたため上期と下期で記事を分けることにしました。 本記事は上期分です。

1~2月: フロントエンド学習

まず年始めはフロントエンドの学習に注力しました。

2020年12月から参画したプロジェクトでは、フロントエンドにVue.jsを採用していたため、早期にキャッチアップし戦力になりたいと考えたからでした。 結果的には1ヶ月程度でJavaScriptとVue.jsを中心にある程度キャッチアップすることができました。

この時の学習過程について、Qiitaに記事を書きました。 300いいね以上、週間トレンド2位になるなど、予想以上の反響を頂くことができました。

qiita.com

3月: AWS学習、SAA取得

前述のプロジェクトではインフラにAWSを採用しており、インフラ面もある程度は知っておきたいと考えAWSの学習をしました。 AWSの主要サービスについて概要を把握したあと、TerraformによるAWSリソースの構築方法を学びました。

AWSの概要を効率的に学べそうだったため、ソリューションアーキテクト-アソシエイトを取得しました。 取得のための学習方法について記事を書きました。

qiita.com

4月: Go学習、LINE BOT開発

4月はかねてより興味があったGoを学習しました。 Tour of GoやUdemyを利用し基本的なシンタックスを学んだ後は、天気予報を定期通知するLINE BOTを開発しました。

Goは記法がシンプルで書きやすく、そして可読性が高い点に好感を持っています。 静的型付けであるため、実行前にコンパイルエラーが発生する点も好きですね。

qiita.com A Tour of Go

5月: OCaml学習、AtCoder参戦

GWを使って、『プログラミングの基礎』を練習問題を解きつつ読み終えました。この書籍は関数型言語OCamlを使って、プログラミングの考え方を解説する書籍です。

同じプロジェクトに参画している会社の先輩がおすすめしてくれ、元々私も関数型言語に興味があったため、読むことに決めました。 苦手意識があった再帰やパターンマッチについて理解を深めることができました。

また、『プログラミングの基礎』で少し触れられていたアルゴリズムに興味を持ち、『問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造』を5割ほど読みました。 加えて、AtCoderの大会に4度ほど出場しました。AtCoderは楽しいものの、WEBアプリ開発の関心が強くなったため、以降は出場できていません。

qiita.com atcoder.jp

6月: 個人開発フロントエンドリプレース

6月は個人で開発しているプロテイン口コミサービスSuppleBoxのフロントエンドをリプレースし、完全SPA化しました。 技術獲得を目的に、フロントエンドをHamlからNuxt.js(Composition API)×TypeScriptで書き直しました。 Nuxt.jsもTypeScriptも初めての技術でしたが、ベースとなるVue.jsやJavaScriptの使用経験があったため、個人開発の範疇ではそこまで困ることなくキャッチアップできました。

github.com SuppleBox | プロテイン口コミサイト

まとめ

2021年上期は業務で利用している技術のキャッチアップを目的に、フロントエンドからインフラまで幅広く学びました。

フロントエンドを学び一気に視野が広がる経験ができたので、Rubyとは異なるパラダイムの言語であるGoやTypeScript、OCamlなどを学び、引き出しの数を増やせたのも良かったです。