エンジニア4年目 2023年振り返り
33歳になりエンジニア4年目を終えた。 例年通り1年の締めくくりとして、2023年の振り返り記事を書いていく。
過去の振り返り
- エンジニア1年目 2020年総括 - Yuki Watanabe's Blog
- エンジニア2年目 2021年上期総括 - Yuki Watanabe's Blog
- エンジニア2年目 2021年下期総括 技術編 - Yuki Watanabe's Blog
- エンジニア3年目 2022年振り返り - Yuki Watanabe's Blog
開発
本業
1年前にプロダクトをリードできるエンジニアになりたいという目標を立てたのだけど、この1年間で近づけて来たように思う。 7月からシニアメンバーが異動したため、その後の自分の役割や担当領域が広がっている最中であり、必死にキャッチアップしている。 技術的にはバックエンドを中心に、アプリケーション領域からSRE領域まで少しずつ広げてきた。
今年の新たなチャレンジとして、インターン生のメンターをした。 インターン中は毎日の1on1に加えて、振り返りやペアプロを交えて、なるべく効率よくエンジニアリングスキルややコミュニケーションスキルを伝達できるように努めた。
あと、テックブログを書けたのも良かった。バズったりしたわけではないけど、エンジニアの知り合いから「あの記事見たよ!/良かったよ!」といってもらえて嬉しかった。
それ以外にも新たなチャレンジをたくさんさせてもらった。特にGCPのコスト削減は1年がかりのプロジェクトであり、完遂できたことは大きな自信となった。結果としてHDの月間表彰に選んでもらうことまでできた。
今年やった主なことは下記。
- GCPのコスト削減
- Cloud FunctionsのランタイムをNode.jsからGoへ移行
- GitHub Actionsを利用したマニュアルDBクエリの効率化
- Dependabot Grouped Updatedを利用したDependency Updateの効率化
- 監視からの様々な改善提案(適切なアラートの閾値の再設計等)
- 採用、メンター
副業
エンジニアになった頃から副業をやってみたいと思っていたのだけど、ついに9月から副業を開始した。 Goを使えることを必須要件にして、追加の条件としてGCPやKubernetesも加えて案件を探し、結果として4社様からお声掛けいただいた。 その内一番事業領域として興味のある会計SaaSを提供する会社で業務委託として働かせてもらっている。
懸念だった時間の捻出も意外と余裕であり、平日の夜や土日の朝を活用して月におよそ40時間くらいの稼働をしている。
4ヶ月を終えた現在での感想としては、良い経験をさせて頂いている。 副業先の使用技術は本業と非常に近く、Go,GCP,Kubernetes,Terraformを採用しているため、本業と副業のシナジーが高い。 加えて、自分の知見がそこまで深く無い領域の課題についても設計から担当させてもらっているため、かなりのスキルアップが出来ている。
OpenTelemetryの導入をした際には、当時考えたことを記事に書いたりした。
今のところ担当した業務はこんなところ。
- golangci-lintの導入
- Dependabot Grouped Updatedを利用したDependency Updateの効率化
- bufを利用したprotoのLint, コード生成環境の導入
- OpenTelemetryを利用したログの改善
個人サービス
個人で開発している企業情報サイトの技術スタックをリプレースした。 元々はサーバーをRuby、フロントエンドをNuxt.jsにしていたのだけど、仕事で使用機会の多いGoとNext.jsへ移行した。ついでに多言語対応(日+英)もした。
移行とはいえゼロから作るのは大変だったけど、その分学びも多くて楽しかった。
総仕上げとして書いた記事はそこそこ読んでもらえてよかった。
OSS Contribution
今年は初めてOSSにContributionできた。
golangci-lintやOpenTelemetryのリポジトリに3つのPRを送り、すべてマージしてもらえた。
github.com github.com github.com
ドキュメント修正や簡単なソースコードの修正ではあるのだけど、マージされて全世界の人の目に触れると思うとちょっと嬉しくなる。
英語
今年1番の成長は英語かもしれない。 昨年の11月に学習を開始し、現在まで継続している。
まず、昨年末から発音を中心とした英語学習を開始したら、短期間でリスニング力の向上を実感できた。 それならばと、今まで大の苦手意識があったTOEICも克服できるのではないかと考え早速申し込み、2月に受験した。
前回2020年11月受験時は530点(L225/R305)だったが、今回は740点(L365/R375)まで伸ばすことができた。 長年苦手としていたことを克服できたので、大きな自信に繋がった。
テスト以降は、ビジネス英会話を中心にスピーキングを中心とした学習スタイルに移行している。
7月からは、会社の言語学習プログラムの一環として半年間の英語のコーチングサービスを受講させてもらった。 毎日英文を作成し、音声を録音してコーチに送付し、フィードバックをもらう形式だったが、これによって英文作成力とスピーキング力が底上げされた。
最近は英語の技術ドキュメントや翻訳ツールを使わずに読めるようになり、英語の技術書も4-5冊読めた。英語学習によって技術のインプット効率も上げられたのは良い誤算だった。
英語学習のざっくりとしたタイムスケジュール。
プライベート
育児
子供が2歳になり、やっと歩けるようになった。(少し成長遅め) これによって、行動範囲が広がり旅行にも何度か行けて、新たな楽しみを見出している。
こちらは11月の横浜旅行の時のアンパンミュージアムの写真。
ゲーム
昨年から変わらずスプラトゥーン3を毎日やっている。 恐ろしいことに、昨年9月に発売されたにも関わらず総プレイ時間が700時間を超えている。
どうやら自分は1回5分程度で終わるスプラトゥーンのようなゲームが好きらしい。 来年はこうした短時間で完結するアクションゲームを他にも試してみたいな。
まとめ
今年は開発や英語において多くの新しいチャレンジができた。 来年も楽しみながら色々な技術を学んでいきたい。