「技術書は物理本が良いのか、それとも電子書籍が良いのか」様々な意見があるかと思います。
これまで私は圧倒的に電子書籍派であり、電子で読めない書籍は購入をためらっていました。 しかし最近物理本のメリットも感じるようになり、物理本を購入し始めたので、物理本と電子書籍の使い分けについての考えを記します。
物理本が適しているケース
- そもそも電子書籍版がない
- 出版から月日を経ている場合が多い
- 電子書籍のレイアウトが可変ではない(固定レイアウト型)
- 文字サイズの変更ができずとても読みづらい
- 中古価格が低い
- Amazonやメルカリで、状態の良い書籍が定価の半値以下で買えることがある
- 書き込みできる
難易度が高い分野の書籍は、調べた内容を書き込みながら読み進めるため、物理本を積極的に購入しています。 特に、コンピューターサイエンス関連の書籍が多いです。
SBクリエイティブ出版の書籍は大半の電子書籍が固定レイアウトのため、今まで購入したことがありませんでしたが、物理本で購入するようにしました。(『ふつうのLinuxプログラミング 第2版』や『暗号技術入門 第3版』などの良書に出会えました。)
電子書籍が適しているケース
- そもそも物理本がない
- 電子書籍のレイアウトが可変である(リフロー型)
基本的には電子書籍を読むのが好きなので、電子書籍メインのスタンスは変わらずです。
電子書籍を好きな理由
私が電子書籍を好きな理由はいくつかあります。
- 場所を取らない
- 検索しやすい
- 価格が安い、セールが頻繁に開催される
- 入浴しながら書籍を読みやすい
- 就寝前に暗い部屋で書籍を読みやすい
も、加わります。
私の読書スタイル
私は毎日就寝前に、布団に入りKindle Oasisで読書をしています。 分野や技術書を中心に、ビジネス書や歴史書も読みます。
この習慣はとても気に入っており、
- 眠くて読書が続かず入眠すれば、睡眠時間が増える => 快眠を得られる
- 眠くならず読書が続けば読書時間が増える => 知識量が増える
という、読書が続くかどうかに関わらず良い効用をもたらします。 言い換えると、「なかなか寝付けず無為な時間を過ごす」ことが無くなり、時間を有効活用できています。
最後に
技術書における物理本が適すケースと、電子書籍が適すケースについての考えを記しました。 補足として、私の読書スタイルも紹介しました。 皆様のおすすめの本や読書スタイルを紹介していただけると嬉しいです。